日本人の韓国入国ガイド2026|K-ETA一時免除と電子入国申告(e-Arrival Card)の準備

比較イラスト。左は「K-ETA免除の日本人」がスマホに「K-ETA 免除 〜2026.12.31」と表示され「申請しなくてもOK!」。右は「電子入国申告する日本人」が「e-Arrival Card 無料で申告・到着3日前〜」と表示され「搭乗前にオンラインで!」。中央に「VS」、下に「比較分析! 韓国入国、何を準備する?」
K-ETA免除 vs 電子入国申告、韓国入国の準備を比較分析。イラスト:Korea Insight Now

韓国旅行の入国手続き、何をすればいいか。先に結論を言うと、2026年12月31日までは、日本人はK-ETA(電子渡航認証)の申請が一時免除です。その代わり、K-ETAを持っていない人は、到着の3日前から電子入国申告(e-Arrival Card)を公式サイトで出す(無料)必要があります。

観光や親族訪問などの短期滞在なら、査証(ビザ)も原則不要で、最長90日まで滞在できます(在大韓民国日本国大使館)。就労や営利活動の目的は別です。

この記事では、日本人旅行者だけに絞って、搭乗前にやること・空港(や港)での流れ・税関の免税範囲・日本と違う点を、公式情報をもとにまとめます。制度は変わるので、出発前に必ず公式サイトで最新を確認してください(本記事の確認日は2026年10月5日)。

At a Glance

  • K-ETA:日本人は2026年12月31日まで一時免除。希望すれば任意で申請もできる(手数料あり)。
  • 電子入国申告(e-Arrival Card):K-ETAを持っていない人は対象。到着3日前から公式サイトで提出、無料。日本語表示あり。
  • 査証:観光・商用・親族訪問などなら原則不要、最長90日。就労・営利活動は別。
  • 入国審査:17歳以上の外国人は指紋と顔写真の登録が必要。
  • 税関:申告品がなければ「申告なし」通路。携帯品の免税は1人あたり800米ドルまで(酒・たばこ・香水は別枠)。
4コマ漫画:旅行者が「日本国籍ならK-ETAは今は免除!」と確認。電子入国申告を到着3日前から無料で公式サイトだけに提出。入国審査で17歳以上は指紋と顔写真。税関は申告なしの緑の通路へ
韓国入国の流れを4コマで。イラスト:Korea Insight Now

いちばん大事な2つ:K-ETA免除と電子入国申告

K-ETAは、今は申請しなくても大丈夫

K-ETAは、ノービザで韓国へ行く人が、搭乗前にオンラインで渡航許可を取る仕組みです。ただ、観光振興のため、日本を含む指定の国・地域は2026年12月31日まで一時免除となっています(駐日本国大韓民国大使館、VISITKOREA)。

免除中でも、任意でK-ETAを申請することはできます。許可を受ければ、電子入国申告の提出が不要になるなどの利点があります(出入国・外国人政策本部)。手数料は韓国ウォンで1万円(付加手数料は別)、有効期間は最長3年(またはパスポートの期限まで)。審査は通常72時間以内です。許可されても入国が保証されるわけではなく、最終判断は入国審査官にあります。

出典:駐日本国大韓民国大使館「K-ETA一時免除期間の延長」(2025.12.24)、VISITKOREA「韓国ビザとパスポート」、出入国・外国人政策本部「国境管理」、K-ETA公式サイト

K-ETAなしなら、電子入国申告(e-Arrival Card)を出す

紙の入国カードの代わりに、ネットで事前申告する仕組みです。K-ETAの一時免除対象者は申告の対象です。逆に、有効なK-ETAを持っている人は申告不要です(電子入国申告の対象者ガイド、出入国・外国人政策本部)。

  • いつ:韓国到着の3日前から(韓国標準時)。提出後72時間まで有効
  • どこで:公式サイト www.e-arrivalcard.go.kr(日本語あり)。PCでもスマホでも可
  • いくらか:無料。似た名前のサイトで手数料を取る詐欺に注意(公式は .go.kr)
  • 何を入れるか:パスポート情報、出入国・滞在情報、入国目的、滞在予定地と連絡先、職業など

駐日韓国大使館は、2025年2月24日から電子入国申告制度が始まったと案内しています。紙の配布が続いている航空会社・航路もあるかもしれませんが、日本人旅行者は公式サイトで電子申告を済ませておくのがいちばん確実です。

出典:出入国・外国人政策本部、電子入国申告ガイド、電子入国申告 対象者ガイド、電子入国申告「無料です」のお知らせ、駐日本国大韓民国大使館「電子入国申告制度実施のご案内」、VISITKOREA「入国審査」

インフォグラフィック「日本人の韓国入国 準備の流れ」。1 パスポートと滞在目的を確認。2 K-ETA一時免除を知る。3 電子入国申告を出す。4 スマホに控えを。5 入国審査→荷物→税関
準備の流れ。イラスト:Korea Insight Now

搭乗前チェック:パスポート・査証・持ち物

項目日本人旅行者(観光など)向けの目安
パスポート有効な一般旅券。残存有効期間は航空会社の案内も確認
査証(ビザ)観光・商用・会議・親族訪問などなら原則不要。最長90日。就労・営利活動は別
K-ETA2026年12月31日まで一時免除。任意申請も可
電子入国申告K-ETAなしなら到着3日前から提出(無料)
滞在先ホテル名や住所をメモ(申告にも使う)
帰国便復路のチケット情報を手元に

滞在が91日以上になる場合や、働く目的の場合は、韓国の在外公館や韓国ビザポータルで査証が必要か確認してください。困ったときの電話は、外国人総合案内センター(韓国内は局番なし1345、海外からは+82-2-1345、平日。日本語対応の時間帯あり)です。

出典:在大韓民国日本国大使館「韓国への入国査証・再入国」、VISITKOREA、VISITKOREA「Visa & Travel Requirements」

空港・港に着いたら:入国審査と税関

入国審査

外国人用のカウンターでパスポートを提示します。電子入国申告済みなら、紙の入国カードは不要です。17歳以上の外国人は、指紋と顔写真の登録が義務です(VISITKOREA、出入国・外国人政策本部)。

自動出入国審査(自動化ゲート)は、短期観光で初めて来る人がすぐ使えるものではなく、条件があります(登録外国人や、以前に指紋・顔写真を提供したうえで出国するときなど)。はじめての旅行では、有人のカウンターを使う想定で大丈夫です。

税関(携帯品)

申告する物品がある人は「旅行者携帯品申告書」を出し、「申告あり」の通路へ。なければ申告書は不要で、「申告なし」の通路を使います。紙のほか、関税庁のアプリやウェブサイト(m.customs.go.kr/tms)でも申告できます(VISITKOREA)。

旅行者1人あたりの免税の目安(関税庁・VISITKOREA):

  • 携帯品の合計:800米ドル以下
  • 酒類(上記と別枠):合計2リットル以下かつ400米ドル以下
  • たばこ:紙巻200本まで/電子たばこの液は規定あり
  • 香水:100ミリリットルまで
  • 19歳未満は、酒・たばこの免税なし

仁川空港の入国手続きの案内は、空港公式サイトにもあります。空港から市内への行き方は仁川・金浦空港と釜山からソウルへの行き方ガイド、船で来る人は日韓フェリー vs 飛行機ガイドも参考にしてください。

出典:VISITKOREA「入国審査」、関税庁「旅行者携帯品通関」、出入国・外国人政策本部、仁川国際空港「入国手続き」

インフォグラフィック「韓国入国チェックリスト」。出発数日前/到着3日前から/到着直後/任意でK-ETAを取る場合の4ブロック
出発前チェックリスト。イラスト:Korea Insight Now

日本と違う点

項目日本へ入国するとき韓国へ入国するとき(日本人)
事前の電子認証Visit Japan Webなどで事前登録できる国・条件ありK-ETAは2026年12月31日まで日本人は一時免除
入国カード紙や電子の到着カードの仕組みあり電子入国申告(e-Arrival Card)が基本。K-ETA所持者は不要
指紋・顔写真条件により自動化ゲートなど17歳以上の外国人は原則として指紋・顔写真を登録
税関の通路「申告なし/あり」のレーン同じく「申告なし/あり」。モバイル申告も可
困ったとき空港の案内や税関1330(観光通訳案内・日本語)、1345(外国人総合案内)
  • 日本なら帰国時にVisit Japan Webを開く人が多い、韓国では今はK-ETAより先に「電子入国申告」を思い出す。
  • 日本なら自動化ゲートに慣れている人もいる、韓国では初回観光は有人カウンター+指紋・顔写真が基本と考えておく。
  • 日本なら免税の範囲が品目ごとに細かい、韓国ではまず「合計800米ドル」と酒・たばこ・香水の別枠を覚える。
  • 日本なら入国カードの記入欄に慣れている、韓国では到着3日前からスマホで済ませると空港で慌てない。

出典:VISITKOREA「入国審査」、出入国・外国人政策本部、関税庁 ※日本側の記述は一般的な傾向として記載

入国のあとに使える内部リンク

繁体字中国語の読者向けに、台湾版のeSIM記事もあります:Korea Insight Now 台湾版(eSIM vs 台湾ローミング)

FAQ

Q. 日本人は今、K-ETAが必要ですか?

2026年12月31日までは一時免除です(駐日韓国大使館・VISITKOREA)。免除後どうなるかは、出発前にK-ETA公式サイトで確認してください。

Q. 電子入国申告はいつ出せますか?

韓国到着の3日前から(韓国標準時)です。提出後72時間まで有効で、内容が変わったら期限内に公式サイトで修正できます。手数料は無料です。

Q. K-ETAを任意で取った方がいいですか?

電子入国申告を省略したい人や、何度も行く予定がある人は検討の余地があります。手数料がかかり、許可されても入国は保証されません。公式サイトで条件を確認してください。

Q. 観光で何日まで滞在できますか?

在大韓民国日本国大使館によると、観光・商用・会議・親族訪問など(就労・営利活動を除く)なら、原則として90日間の査証免除です。

Q. 17歳未満の子どもも指紋が必要ですか?

VISITKOREA・出入国・外国人政策本部によると、指紋・顔写真の登録が義務なのは17歳以上の外国人です。電子入国申告は、子どもの分も保護者がまとめて出すことができます(公式の案内に従う)。

Q. 税関申告はみんな必要ですか?

申告する物品がある人だけ必要です。なければ「申告なし」通路で大丈夫です(VISITKOREA)。

Q. 検疫のQ-CODEは必要ですか?

指定された検疫管理地域から入国する人向けです。日本から直接来る多くの旅行者は不要なことが多いですが、経由地や最新の指定地域は、出発前に公式の案内で確認してください。

Q. 偽サイトに注意とは?

電子入国申告もK-ETAも、公式は末尾が .go.kr のサイトです。電子入国申告は無料です。料金を請求する似た名前のサイトには注意してください。

まとめ:免除中は「電子入国申告」が本命

2026年12月31日までは、日本人のK-ETAは一時免除。そのぶん、到着3日前からの電子入国申告(無料)を忘れないでください。空港ではパスポートと、17歳以上なら指紋・顔写真。税関は申告品がなければ緑の「申告なし」通路です。

準備はシンプルです。公式サイトだけをブックマークして、出発前に一度チェックすれば、韓国旅行は入国からスムーズに始められます。

参考資料

※制度の内容は2026年10月5日時点で各公式サイトを確認した内容です。変更されることがあるので、出発前に最新情報を確認してください。イラスト:Korea Insight Now

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