韓国旅行の両替・支払いガイド2026|明洞・空港・日本どこで両替?クレカ手数料、WOWPASS、PayPay、eSIMとローミングまで日本人向けに比較

韓国旅行のお金の準備は、「日本円の現金を少し」「海外で使えるカード」「スマホの通信手段」の3つがあれば足ります。韓国は日本よりずっとカード社会で、コンビニやカフェでもカード払いが当たり前です。

ただ、全部カードで済むわけではありません。交通カードのチャージや市場・屋台では、ウォンの現金が必要になることがあります。この記事では、どこで両替するとお得か、日本のカードの手数料、PayPayは使えるのか、eSIMと日本のキャリアのローミングはどちらが安いのかを、数字で比べていきます。

この記事のポイント

  • 両替はレートを比べて、必要な分だけ。日本の銀行と韓国の空港は割高になりがちです。
  • 日本のVisa・Mastercardは韓国の多くの店で使えます。支払いのときは必ず「ウォン」建てを選びます。
  • カードの海外事務手数料は会社で違います(例:JCB 1.60%、楽天カード・三井住友カード 3.63%)。
  • PayPayは韓国の対象店でそのまま使えます。手数料は3.85%です。
  • 通信は、短い旅行なら日本のキャリアのローミングも十分安く、日数が増えるほど韓国のeSIMが有利になります。

※円換算はおおよその目安です(2026年9月30日の欧州中央銀行の参考レートで計算:100円=約863ウォン、1,000ウォン=約116円)。手数料・料金はすべて2026年10月1日に各社の公式サイトで確認したものです。

迷ったらこの組み合わせ:カード2枚と少しの現金

迷ったら、次の組み合わせにしておけば大きく失敗しません。

  1. クレジットカード2枚(できればブランド違い):普段の支払いの中心にします。
  2. 日本円の現金を少し:レートのよい両替店やWOWPASSの機械で、必要な分だけウォンに替えます。交通カードのチャージや市場で使います。
  3. WOWPASSかPayPay:現金を持ち歩きたくない人の補助に。カードの手数料を抑えたいならWOWPASS(日本円の現金チャージは手数料無料)、手軽さならPayPay(手数料3.85%)です。
  4. 通信手段:ローミングかeSIMを出発前に決めておきます。

両替はどこでする? 日本・明洞・韓国の空港を比較

同じ3万円でも、両替する場所で受け取れるウォンは変わります。2026年9月30日〜10月1日の表示レートで計算すると、次のようになりました。

3万円をウォンに替えた場合の受取額の比較。参考レートで約259,000ウォン、WOWPASSの機械で約248,434〜253,326ウォン、日本の両替店で最も有利な例が約249,439ウォン、日本の銀行で最も不利な例が約223,881ウォン
3万円をウォンにした場合の目安(2026年9月30日〜10月1日の表示レート、手数料は別)。イラスト:Korea Insight Now

数字で見ると、差が出るのは「どこで替えるか」です。日本国内でも、両替店と銀行で約2万5,000ウォン(約3,000円)の差がありました。

日本で両替する

日本で両替しておくと、着いてすぐ現金が使えて安心です。ただし、レートは店によって大きく違います。

外貨両替ナビの集計(2026年10月1日12:22時点)では、国内8社の韓国ウォンの販売レートは、100円あたり約746〜831ウォンでした。いちばん不利だったのは銀行です。日本で替えるなら、空港や銀行の窓口に行く前に、両替店のレートも比べてみてください。

明洞(ミョンドン)の両替所で両替する

ソウルの明洞には民間の両替所が集まっていて、店頭に当日のレートが出ています。数軒を見比べてから選べるのが利点です。

場所の目安は明洞駅や乙支路入口駅の周辺です。地図で探すなら明洞の両替所(Googleマップ)で検索できます。

日本人旅行者がよく名前を挙げる明洞の両替所を3つ紹介します。いずれも2026年に入ってから公式サイトや報道で営業が確認できた店です(2026年10月1日確認)。

  • 대사관앞환전:大使館前両替所(テサグァナプ・ファンジョン)
    住所:서울 중구 명동2길 26。駐韓中国大使館(명동2길 27)のすぐ前(明洞2ギル)。Googleマップで見る
  • 머니박스 명동본점:MONEY BOX(マネーボックス)明洞本店
    住所:서울 중구 남대문로 52-1。乙支路入口駅から歩いて8分ほど(利用者ブログの情報)。Googleマップで見る
  • 명동제일환전:明洞第一両替(ミョンドン・チェイル・ファンジョン)
    住所:서울 중구 남대문로 68-1。明洞駅5番出口から歩いて5分ほど(旅行メディアの案内)。Googleマップで見る

レートは毎日変わります。紹介した3店も含め、店頭に出ているレートを数軒で見比べてから両替してください。

明洞の両替所が集まるエリア(中心は大使館前両替所の住所)。地図:Google マップ

注意点は2つあります。まず、パスポートを持って行きましょう。本人確認で求められることが多いです。次に、表示が「1円あたり」か「100円あたり」かを確かめてから比べます。ホテルが明洞から遠いなら、両替のためだけに移動する交通費や時間も考えに入れてください。

韓国の空港で両替する

仁川空港には銀行の両替所があり、韓国観光公社によると平均の営業時間は午前6時〜午後10時で、24時間営業の両替所もあります(2026年9月11日更新の情報)。

ただ、レートは市内より不利になりがちです。韓国の銀行連合会は、仁川空港の支店は家賃などの運営コストが高いため、一般の支店とは違う手数料率になると説明しています。空港では、ホテルまでの交通費など当面必要な分だけにしておきましょう。

WOWPASSの機械で両替する

WOWPASS(ワウパス)の機械では、日本円の現金を入れてウォンに替えたり、カードにチャージしたりできます。公式サイトの日本円のレート表示は、2026年10月1日14:40(韓国時間)時点で100円=約828〜844ウォンでした(表示が2種類あったため幅で示しています)。

なお、仁川空港にある機械はウォンの現金しか使えず、日本円での両替やチャージはできません(WOWPASS公式FAQ)。日本円を入れるなら、金浦空港駅や市内の機械を使います。

WOWPASSと日本の旅行用デビットカード

「現金を持ち歩きたくない、でもクレジットカードの手数料も気になる」という人には、この2つが候補になります。

WOWPASS(ワウパス)

WOWPASSは、外国人旅行者向けのプリペイドカードです。韓国の店でデビットカードのように使えて、交通カードのT-money機能も付いています。

  • 作り方:WOWPASSの機械でパスポートを読み取り、現金を入れて発行します。韓国の空港・主要な地下鉄駅・ホテルなどに機械があります。
  • 費用(2026年10月1日確認):発行手数料6,000ウォン(約695円、返金なし)、ウォン現金の引き出し1回1,000ウォン(約116円、1回10万ウォンまで)、再発行4,000ウォン。両替・決済の手数料や年会費はかかりません。
  • チャージ:機械では日本円を含む16通貨の現金でチャージできます。アプリから海外のカードでチャージする方法もあります(対応ブランドはアプリで確認してください)。
  • 使える場所:カードが使える韓国の店で、ICチップを差し込んで支払います。配達アプリなどのネット決済には使えません。
  • 交通カードとして:T-moneyの残高は別管理です。アプリでWOWPASS残高から移すか、駅やコンビニで現金チャージします。

日本の旅行用デビットカード(例:Sony Bank WALLET、Wise)

銀行口座から即時に引き落とされるデビットカードも、クレジットカードより手数料が安いものがあります。代表的な2つを紹介します(2026年10月1日確認)。

  • Sony Bank WALLET(Visaデビット):韓国ウォンは外貨預金の対象10通貨に入っていないため、買い物には1.79%の事務処理経費がかかります。海外ATMで現金を引き出すときは1.79%に加えて1回220円がかかります(ATM設置元の手数料が別にかかる場合あり)。
  • Wise(Mastercardデビット):カード発行手数料1,200円、年会費無料。海外ATMでの引き出しは月2万5,000円までWise側の手数料が無料で、それを超える分は100円+1.75%です。円からウォンへの両替には、通貨や金額で変わる両替手数料がかかります。

日本のクレジットカードは韓国で使える?

使えます。韓国観光公社は、Visa、Mastercard、American Expressなどのクレジットカードは主要ホテルや百貨店、一般の店で使えると案内しています。ただし、伝統市場や屋台では使えない場合もあります。

JCBについては、JCB自身が「韓国ではクレジットカードが利用できるお店では原則JCBカードを利用可能」と発表しています(2026年4月9日)。それでも、念のためVisaかMastercardを1枚持っておくと安心です。

2026年3月17日からは、ソウル交通公社の新しい券売機(1〜8号線の273駅)で、日本のカードを含む海外発行カードで1回用乗車券や気候同行カード(乗り放題パス)を買えるようになりました。ソウル市によると、この支払いには平均3.7%の手数料がかかります。

海外事務手数料はカード会社で違う

海外でカードを使うと、為替レートに「海外事務手数料」が上乗せされます。同じ10万ウォンの買い物でも、カードによって請求額が変わります。

カード海外事務手数料(税込)基準日・備考
JCB(JCBが発行するカード)1.60%2026年10月1日確認。他社が発行するJCBカードは発行会社の料率
楽天カード(全ブランド)3.63%2025年3月から。2026年10月1日確認
三井住友カード(Visa・Mastercard)3.63%2024年11月1日から。2026年10月1日確認
三菱UFJカード(Visa・Mastercard)3.85%から4.50%に2026年11月16日利用分から改定(JCBは2.04%から4.34%に)。NICOSカードは11月6日から
Sony Bank WALLET(Visaデビット)1.79%韓国ウォンの場合。2026年10月1日確認

手持ちのカードの料率は、カード会社のサイトか会員ページで確認できます。11月以降に旅行する三菱UFJカード・NICOSカードの方は、改定後の料率になる点に注意してください。

「ウォン払い」と「円払い」、どちらを選ぶ?

答えはウォンです。お店の端末やATMで「日本円で払いますか?」と聞かれることがあります。これはDCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン:その場で円に換算するサービス)と呼ばれ、三井住友カードは、円を選ぶとカード会社が換算するより割高になる可能性があると案内しています。レシートに円の金額が出ていたら、ウォンでの決済に変えてもらいましょう。

現金はどんなときに必要?

韓国では現金を使う場面が日本よりかなり少なくなっています。韓国銀行の2024年の調査では、支払い件数に占める現金の割合は15.9%でした。韓国銀行は、お店がクレジットカード決済を断ることが法律(与信専門金融業法)で禁じられていることも、現金が少ない理由に挙げています。

それでも、旅行者がウォンの現金を使う場面はあります。

  • T-moneyのチャージ:カード本体へのチャージは駅の機械やコンビニで、ウォンの現金で行うのが基本です。
  • 伝統市場・屋台:カードが使えない店があります。
  • カードが通らなかったときの予備:ブランドや端末の都合で使えないこともあります。

逆に、ソウル市は2021年から「現金で乗れないバス」の試行を始めました。現金を持っていても、交通カードがないと乗れないバスがある、ということです。

金額の目安は、旅の日数や行き先で変わるので一概には言えません。最初の数日の交通カードのチャージ分と、市場で使う分を用意し、足りなければ明洞やWOWPASSの機械で追加する、という考え方がおすすめです。

韓国での支払い方法の比較表。日本のクレジットカード、WOWPASS、PayPay・au PAY、ウォンの現金について、手数料・使える場所・注意点・向いている使い方をまとめた図
4つの支払い方法の比較(2026年10月1日確認)。イラスト:Korea Insight Now
韓国の路線バスに付いているT-moneyのカードリーダー

路線バスのT-moneyリーダー(世宗市)。乗るときにカードをタッチします。写真:hyolee2 / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0

スマホ決済:PayPay・au PAY・Apple Pay・Kakao Pay

結論から言うと、日本人旅行者がいちばん使いやすいのはPayPayです。いつものアプリがそのまま韓国で使えます。

PayPay

  • 2025年9月30日から、韓国で「海外支払いモード」が正式に始まりました。Alipay+やZeroPayのマークがある店で使えます(PayPayの発表では200万店舗超)。
  • 2025年9月25日からは、Kakao Payの店頭加盟店でもPayPayで払えるようになりました(Kakao Pay発表)。
  • 海外事務手数料は3.85%(2026年10月1日確認)。支払い時に、手数料込みの金額が表示されます。
  • 使うには、出国前に日本でPayPayの本人確認を済ませる必要があります。海外では本人確認ができません。
  • PayPayのヘルプでは、海外でeSIMやSIMカードを使っているとこの機能が使えない場合がある、と案内されています。その場合はWi-Fiや海外ローミングを試すよう書かれています。

au PAY

  • 2026年3月から、韓国のコード決済「paybooc(ペイブック)」の加盟店約30万店舗で使えるようになりました。CU、Ediya Coffee、ロッテ免税店などが例として挙げられています。
  • 海外決済手数料は3.85%(2026年10月1日確認)。こちらも出国前の本人確認が必要です。
  • au PAYの案内でも、レンタルWi-Fiや滞在国以外の事業者のeSIMでは使えない場合がある、とされています。

Apple Pay

Apple Payが使える場面は限られています。旅行者向けに伝えられているのは次の2つです。

  • 交通:2026年3月から、iPhoneのTmoneyアプリの「Foreigner」ボタンで、海外発行カードを使ってApple Payからチャージできるようになりました。対応はMastercard、American Express、銀聯で、記事が出た2026年3月時点ではVisaは使えませんでした。
  • 出前アプリ:配達アプリの「配達の民族(배민)」は、2026年6月2日から海外発行カードを登録したApple Payに対応しています。

日本のカードを入れたiPhoneで、韓国の一般の店頭でタッチ決済ができるかどうかは、出発前に手持ちのカード会社のサイトで確かめておきましょう。店頭ではカード本体を出すつもりでいると安心です。

Kakao Pay(カカオペイ)

Kakao Payは韓国で広く使われているスマホ決済です。旅行者が自分でKakao Payに登録する必要はありません。Kakao Payの加盟店では、PayPayのような自国のスマホ決済で払える仕組み(Alipay+経由)が用意されています。中国のAlipayなども同じ仕組みで使えます。

eSIMと日本のキャリアのローミング、どっちが得?

スマホの通信は、韓国の地図アプリや翻訳アプリ、PayPayを使うのに欠かせません。選び方の結論はこうです。

  • 2〜3日の旅行、または電話番号やSMS認証を日本のまま使いたいなら、日本のキャリアのローミングで十分です。
  • 日数が長い、データをたくさん使うなら、韓国の通信会社のeSIMのほうが安くなりやすいです。

日本の4キャリアのローミング料金(韓国で使う場合)

キャリア・サービス料金データ量・条件
ドコモ「世界そのままギガ」24時間980円、3日2,480円、5日3,980円、7日5,280円(1時間200円もあり)日本の契約プランのデータ量を消費。事前申込み(無料)が必要。「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」は申込み不要で30GB・15日まで追加料金なし
ahamo追加料金なし月30GBの範囲で利用可。海外で使い始めて15日を過ぎると最大128kbpsに。2026年12月1日から海外の利用可能量は40GB
au「au海外放題」事前予約で24時間800円、予約なしで24時間1,200円データ容量の制限なし。「使い放題MAX」など対象プランは月15日分(最大1万8,000円)まで無料。2026年9月1日時点の情報
ソフトバンク「海外あんしん定額」24時間980円韓国は「定額国L」でデータ無制限(2027年春以降、24時間で10GB超は最大4.5Mbpsに制御予定)。従来の「海外パケットし放題」(最大2,980円/日)は2026年12月以降に終了予定
楽天モバイル(Rakuten最強プラン)月2GBまで追加料金なし。追加は1GB 500円2GBを超えると最大128kbps。追加データは31日間有効

※料金は各社公式サイトで2026年10月1日に確認(auは公式ページの2026年9月1日時点の表記)。ソフトバンク・楽天モバイルの海外料金は不課税です。

韓国のeSIMの料金の例

韓国の通信会社LG U+の旅行者向けデータ専用eSIMは、公式サイトで1日6,500ウォン(約753円)、3日1万8,000ウォン(約2,085円)、5日2万7,500ウォン(約3,185円)と表示されていました(2026年10月1日確認、データ無制限をうたう商品)。

3日間で比べると、ドコモ2,480円・au(予約)2,400円・ソフトバンク2,940円に対して、LG U+のeSIMは約2,085円です。5日間なら、ドコモ3,980円・au 4,000円・ソフトバンク4,900円に対し、eSIMは約3,185円。日数が増えるほど差が開きます。

一方、楽天モバイル・ahamo・ドコモ MAX・auの対象プランを使っている人は、追加料金なしで使える分があるので、まずそちらを確認しましょう。

料金以外の違いも大事です

  • 電話番号とSMS:ローミングなら日本の番号がそのまま使えます。LG U+のデータ専用eSIMは電話・SMSの発信ができず、SMS認証にも使えません(通話付きの商品は空港での受け取りのみ)。
  • スマホ決済:前述のとおり、PayPayとau PAYはeSIMやレンタルWi-Fiだと使えない場合があると案内しています。PayPayを主に使うなら、ローミングのほうが安心です。
  • 対応機種:eSIMはSIMロックのない、eSIM対応のスマホが必要です。LG U+は、Google Pixel・Motorola・OPPOの端末では同社のeSIMが使えないとしています。
  • 手間:ローミングは申込みやアプリでの利用開始だけ。eSIMは出発前にQRコードを読み込んで設定します。
仁川空港第2旅客ターミナルの到着ロビー

仁川空港第2旅客ターミナルの到着ロビー。両替もSIMの受け取りもできますが、通信の準備は出発前に済ませておくのがおすすめです。写真:AirportTerminalGuy / Wikimedia Commons, CC BY 4.0

免税(タックスリファンド)も忘れずに

韓国で買い物をすると、条件を満たせば付加価値税の一部が戻ってきます。手続きの流れは英語版の記事「How to Get a Tax Refund in Korea: A Guide for Foreign Shoppers」で詳しく解説しています。

日本との違い:お金と支払いの比較表

日本の感覚のままだと戸惑いやすいポイントを、表にまとめました。

項目日本韓国
店頭の支払いに占める現金の割合(金額ベース、2023年)41%10%
キャッシュレスの広がりキャッシュレス決済比率58.0%(2025年、経済産業省)支払い件数の84%が現金以外(2024年、韓国銀行の調査で現金は15.9%)
お店がカードを断れるかカードが使えるかは店ごとに違う。店頭のマークやレジで確認クレジットカード決済の拒否は法律で禁止
交通系ICカードSuica・ICOCAなど。モバイルSuicaはクレジットカードでチャージ可T-money。カード本体へのチャージはウォン現金が基本(Suicaは使えない)
クレカのタッチで電車に乗る東京メトロは2026年3月25日から全駅で可能(一部の乗車を除く)ソウル地下鉄の改札では不可(2027年に端末交換の計画)
PayPay国内の多くの店で利用Alipay+・ZeroPayのマークの店などで利用可(手数料3.85%)
両替銀行・空港・両替店明洞などに民間の両替所が集まる。WOWPASSの機械でも両替可
現金でバスに乗れるかバス会社によって違うので、利用する会社の案内で確認ソウル市は2021年から「現金で乗れないバス」を試行

※現金の割合はWorldpayの調査を韓国銀行が引用したもの(聯合ニュース、2025年5月15日)。日本のキャッシュレス決済比率と韓国の現金比率は算出方法が違うため、単純には比べられません。

チャージ、少額の支払い、PayPay:日本の感覚との違い

  • 日本ならモバイルSuicaにクレジットカードでチャージできますが、韓国ではT-moneyカードへのチャージは基本的にウォンの現金です。到着したら、まず交通カード用の現金を少し用意しましょう。
  • 日本なら少額は現金で払う人も多いですが、韓国ではコンビニやカフェの少額でもカード払いが普通です。法律でカード決済の拒否が禁じられているので、少額でも遠慮せずカードを出して大丈夫です(ただし、海外のカードが端末で通らないことはあります)。
  • 日本ならPayPayは国内で使うものですが、韓国でもAlipay+やZeroPayのマークがある店ならそのまま使えます。ただし3.85%の手数料がかかり、通信手段によっては使えないこともあります。

出発前のチェックリスト

  1. 手持ちのクレジットカードの海外事務手数料を確認する(三菱UFJカード・NICOSカードは11月に改定)。
  2. PayPayやau PAYを使うなら、日本で本人確認を済ませておく。
  3. ローミングかeSIMかを決め、ローミングなら申込み・予約、eSIMなら購入と設定をしておく。
  4. 日本円の現金を少し用意する(レートのよい両替店かWOWPASSの機械で、必要な分だけ替える)。
  5. パスポートは両替やWOWPASSの発行で使うので、すぐ出せるようにしておく。

よくある質問

Q. 両替は日本と韓国、どちらがお得ですか?
場所によります。この記事で比べた数字では、日本で最も有利な両替店とWOWPASSの機械がほぼ同じ水準で、日本の銀行は不利でした。韓国の空港も市内より割高になりがちなので、空港では必要な分だけにしましょう。明洞の両替所は、店頭のレートを見比べて選べます。

Q. 韓国旅行に現金はいくら必要ですか?
決まった金額はありません。支払いの多くはカードで済むので、交通カードのチャージと市場・屋台で使う分を中心に考えてください。足りなければ明洞の両替所やWOWPASSの機械で追加できます。

Q. JCBは韓国で使えますか?
JCBは「クレジットカードが利用できるお店では原則JCBカードを利用可能」と案内しています。2026年3月からはソウル地下鉄の新しい券売機でも使えます。念のためVisaかMastercardも1枚持っておくと安心です。

Q. カード払いで「円」か「ウォン」か聞かれたら?
ウォンを選びます。円を選ぶと、お店側の換算レートが使われて割高になることがあります。

Q. PayPayは韓国のどこで使えますか?
Alipay+やZeroPayのマークがある店と、Kakao Payの店頭加盟店です。出国前に日本で本人確認を済ませておく必要があります。手数料は3.85%です。

Q. eSIMとローミング、どちらがいいですか?
2〜3日の旅行や、日本の電話番号・PayPayを普段どおり使いたいならローミング、長めの旅行でデータをたくさん使うなら韓国のeSIMが向いています。楽天モバイルやahamoなど、追加料金なしで使える分があるプランならまずそれを使いましょう。

参考資料

レート・手数料・料金は2026年10月1日に確認した情報です。為替レートは毎日変わり、手数料も改定されることがあります。お出かけ前に各社の公式サイトでご確認ください。円換算は目安で、実際の両替・カード決済の金額とは異なります。

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